畳・和室のカビ予防・対策

投稿日:2007/10/9   カテゴリー:細菌・カビの対策方法

マンションの空室管理会社から依頼された、「カビ対策の体験談」をご覧いただくと、安心シートの効果をよく理解していただけると思います。
>>体験談「カビの臭いを消臭」

どうして畳にカビが生えるの?

壁にも家具にもカビが生えていないのに、どうして畳に真っ先にカビが生えるのでしょう?
なぜなら、畳は吸湿性が高いからです。
畳表に使われる天然のイグサは、新しいものほど湿気をよく吸収します。
「畳は呼吸する」と言われるように、畳には部屋の湿気を吸収して、室内を快適に保つ効果があります。しかし、現代の住宅は機密性が高く、そのうえ家に誰もいない時間の長い家庭が多いですよね。そうすると、畳が限界以上の湿気を吸うことになり、カビが生えてしまうのです。
畳にカビが生えるのは、畳が悲鳴を上げているサインとも言えます。

カビ予防の前に、畳のカビ取り

畳にカビが生えてしまったら、まずはカビを取り除きましょう。
胞子が舞うので、なるべくマスクをして、髪の毛にもカビの胞子がつくのを防ぐために、帽子をかぶることをおすすめします。
よくしぼった雑巾で、畳の目に沿って、そっとふき取ります。
※ 乾いた雑巾だと胞子が舞ってしまいます。
※ よくしぼらないと、水分を与えてカビが生えやすくなります。

除菌スプレーで畳を除菌

カビを完全に取り除いても、目に見えない胞子がたくさんいます。
それらを取り除くには、市販のアルコール除菌スプレーが効果的です。
このような商品があります。

スプレーして、乾いた雑巾で畳の全体にのばしてください。

畳の下に防カビシートを敷く

ここで安心シートの出番です。
1畳に1枚ずつ、畳の下に強いてください。
安心シートの大きさは100cm×70cmで、畳よりもふた回りくらい小さいですが、離れていても防カビ効果があるので、1畳に1枚で大丈夫です。

畳の下に防カビシートを敷く写真

さらにミラクリーンで防カビは万全

カビがひどかったときは、畳と部屋の壁にミラクリーンをスプレーするとより効果的です。

【畳 1畳あたりの使用量】

ミラクリーンR(約4ml/1畳)
 ・500mlスプレー:4ショット
 ・100mlスプレー:13ショット

ミラクリーン防カビスプレー(約10ml/1畳)
 ・100mlスプレー:30ショット

【壁 1平米あたりの使用量】

ミラクリーンR(約2ml/1畳)
 ・500mlスプレー:2ショット
 ・100mlスプレー:6ショット

ミラクリーン防カビスプレー(約5ml/1畳)
 ・100mlスプレー:15ショット


カビ臭が消えてイグサの香りが戻る!
安心シートは、強力な消臭効果もあります。カビ臭や、体臭、一般生活臭をじわじわと消臭します。
※安心シート自体は無臭です。
しかし、畳表のイグサの香りは、どうしても安心シートでは消せないのです。
ですから、安心シートを敷くと、イグサの香りが戻ったと言われます。
イグサの香りって日本人にとって、どこか懐かしく、気持ちの安らぐ香りですよね。
ぜひ、安心シートで、爽やかなイグサの香りを取り戻してください。

畳の防カビ情報リンク

畳のカビについてはこちらの情報も参考になります。
(下記は外部リンクです。リンク先の情報について、当社は一切責任を負いません)

畳の防カビについて(タタミショップオカベ様)
呼吸する畳(岡田畳本店様)
新築の畳にカビが生えました(教えて!goo)
畳に生えたカビのとり方(ダスキン様 | おそうじ大辞典)

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